自然破壊と廃棄物公害を防止する住民連合会

 昭和63年、下田市大沢のヒノキ沢林道沿いに大伴産業(おおともさんぎょう)の産業廃棄物処分場が、平成3年5月、泣純Cティービジネスの産業廃棄物焼却施設ができました。
 平成4年頃から、産業廃棄物焼却のすすが大賀茂地区にまで飛散、農作物等に被害を与えるようになり、近くを流れる沢には黒くにごった水が白い泡を立てて流れ、連日、数十台のダンプが昼夜を問わず、うなりをあげ、駅前を通ってヒノキ沢の森に消えてゆきました。
 平成8年7月31日、「自然破壊と廃棄物公害を防止する住民連合会」が結成され、県知事に規制を求める署名運動に立ち上がりました。平成8年8月27日、県知事への要請行動(署名18,300筆)、同年11月4日、産廃ハイキング、平成9年4月22日、対県交渉などを行い、その間、県は2社に対し、数回の改善命令などを行いました。
 平成10年8月12日、潟純Cティービジネスの焼却施設が原因と思われる東京電力の送電線の断線事故、同年9月28日、拒蜚コ産業の実質的経営者らの逮捕があり、平成11年4月27日、県は2社に対して、業の許可取消処分を行いました。
  処分から5年経過した平成16年7月、潟純Cティービジネスは、産業廃棄物処理業等の許可申請を行いましたが、同年9月に不許可。平成17年10月、再度の産業廃棄物処理業等の許可申請も、平成18年5月、不許可。この不許可処分については、潟純Cティービジネスが環境省に行政不服審査請求を行っています。平成20年11月、潟純Cティービジネスは、許可取消し後、三度目の産業廃棄物処理業等の許可申請を行い、平成23年3月31日!静岡県は産業廃棄物所分業等の許可をしてしまいました。
 私たちは、産業廃棄物公害の再発に反対して、運動を行っていきます。


あなたも、住民連合会に参加しませんか?

 
・年会費は、個人 1,000円   加入された方には、会報をお送りします。
 
・また、カンパ(募金)も受付しています。 

 申し込みは、手紙、メール、他で受付(秘密は、厳守します)。


 
連絡先:〒415-0028 静岡県下田市吉佐美1588番地 沢登方 気付 「自然破壊と廃棄物公害を防止する住民連合会」


   ※個人宅を連絡先として使わせていただいております。メール、郵便などをご利用下さい。


桧沢林道を通行される方への注意

 桧沢林道は下田市が管理する林道です。通行するのに許可や届出は必要ありませんが、大伴産業では犬を放し飼いにしており付近を通行すると犬に追いかけられます。徒歩や自転車での通行はお勧めできません。犬にかまれないための護身用の道具や、万が一に備え、携帯電話(繋がらないかも)、カメラ、録音機材などの準備をお勧めします。
なお、犬の放し飼いは、「下田市飼い犬条例」で禁止されています。見かけたら下田市に通報しましょう(万が一、犬が人をかんだ場合、医療機関受診と下田市に届出が必要です)。身の危険を感じた場合、すぐ下田警察署に通報しましょう。
 また、沢水が異常な色をしていたり、異臭を感じたら、賀茂保健所や下田市役所に通報してください。


ワイティービジネスの場所 (詳しい地図で見るをクリックし、写真から地図に切り替えると行き方が分かります。※地図の表示がずれる場合があります。)


自然破壊と廃棄物公害を防止する住民連合会・会報


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下田市「自然破壊と廃棄物公害を防止する住民連合会」 会則


黒くにごり泡立ったヒノキ沢林道沿いの沢
ヒノキ沢林道沿いの沢―黒くにごり、白く泡立った水が流れていた(97年4月 住民連合会撮影

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