下田市産業廃棄物問題年表(3)

年 月 日       出   来   事
平成10年 2月 2日 県議会「県民連合21」現地視察
平成10年 2月23日 県議会・廃棄物対策特別委員会の内山委員長、鳥沢県議、岩瀬県議が桧沢処分場視察
平成10年 3月30日 桧沢林道車両通行量調査第4回(30日午前9時〜31日午前9時) 計29台うち空車4台
平成10年 4月15日 潟純Cティービジネスに、伊豆保健所、機動班、特別監視員が合同で立入検査。@処理能力に見合った産業廃棄物の受け入れ、A産業廃棄物の適正処理、適正保管、B排水処理施設の適正管理を内容とする指導票を交付したほか、焼却炉で埋火が認められたため口頭で「許可された焼却時間内に燃やし切るよう」指示
平成10年 4月16日 桧沢の産廃処分場下方の沢に、鼻をつくような異臭を放つ真っ黒な排水が流れ出ているのが、地元住民に確認される ※「伊豆新聞」H10.4.17付
平成10年 4月23日 県廃棄物対策課、伊豆保健所、機動班、下田市が合同で、潟純Cティービジネスに立入検査。@処理能力に見合った受入量とする、A産業廃棄物の適正処理、保管管理、B処理能力以上の焼却処分をしないよう口頭で指導
平成10年 6月10日 潟純Cティービジネスに、保健所機動班、特別監視員が合同で立入検査。指導票(処理能力以上の焼却処分の禁止)を交付するとともに,時間内に燃やし切るよう口頭で指導。
平成10年 6月15日

潟純Cティービジネスに20日間の業務停止の行政処分(622日〜711)。平成811月、御殿場市内で、駐車場造成を目的として使用貸借で借りていた土地(埋立面積2,885.41平方メートル)に、下田事業所施設から排出された管理型品目である燃え殻等合計9,199.81立方メートルを埋立処分していた ※第4回行政処分

平成10年 7月13日 潟純Cティービジネス、保健所の指導により、排水の責任を明確にするため、拒蜚コ産業の排水路と別経路の排水路を完成。
平成10年 8月 8日 拒蜚コ産業の最終処分場家宅捜査、廃棄物処理法違反
平成8年11月に許可更新せず、無許可状態で産廃を埋立
平成10年 8月11日 拒蜚コ産業の実質的経営者、高橋一男市議の辞職許可
平成10年 8月12日 午後7時頃、潟純Cティービジネス焼却場上空、東電送電線の断線による南伊豆一帯の停電事故発生
平成10年 8月21日 第5回桧沢林道車両通行調査(午後10時〜翌朝午前5時)通行車両なし
平成10年 9月 4日 産業廃棄物対策審議会
平成10年9月7-8日 伊豆保健所、機動班が合同で潟純Cティービジネスの夜間監視(※「第1回夜間監視」)を行い、公害防止協定で定められた終業時間である7日の午後9時から翌8日の午前7時15分まで焼却施設の煙突から継続的に排煙している状況が確認されたことから、同日午前7時15分ころ、立入検査を行い、口頭で「埋火でない状態が焼却終了であること。煙が出ていれば焼却終了にならないこと。埋火を中止すること。時間内に燃やし切ること」を指導
平成10年 9月21日 潟純Cティービジネスに、伊豆保健所、機動班、特別監視員が合同で立入検査。指導票(処理能力以上の焼却処分の禁止)を交付
平成10年 9月28日 高橋一男前市議ら4人逮捕。無許可で産廃埋め立てた疑い
平成10年10月13日 第2回公害防止協定委員会開催 ・休業日操業、車両重量制限について
平成10年10月15日 潟純Cティービジネス、県に「下田事業所焼却炉改善計画について」と題する報告書を提出。埋火の改善について、できるだけ燃えやすい廃棄物(木くず、紙くず)を処理するようにし、操業は午後7時前後までには終了させ、午後9時以降は排煙がないようにしていく所存であることを報告
平成10年10月16日 住民連合会、伊豆保健所に処分場問題の質問状提出
平成10年10月19日 潟純Cティービジネスに、伊豆保健所、機動班が合同で立入検査。指導票(処理能力以上の焼却処分の禁止)交付
平成10年10月26日 潟純Cティービジネス、特別管理産業廃棄物収集運搬業・同処分業の更新許可
平成10年10月30日 下田市産業廃棄物対策審議会、産廃対策のあり方を市長に答申
平成10年10月30日

潟純Cティービジネス焼却施設の排ガス装置の変更とそれに付帯する工事について排ガス集塵処理装置をバグフィルターに変更など)、大気汚染防止法8条1項に基づく届出・同工事の実施制限期間の短縮願いを県が受理

平成10年11月〜 潟純Cティービジネス、施設の改良工事を実施
平成10年11月 9日 潟純Cティービジネスに、伊豆保健所、機動班は合同で立入検査。指導票(場内に搬入した産業廃棄物について飛散・流出せぬよう保管するとともに、過剰搬入、過剰保管とならぬよう適正に処理すること)を交付
平成10年11月20日 全国産廃問題市町村連絡会設立総会(岐阜県御嵩町)
平成10年11月25日 潟純Cティービジネスに、県廃棄物対策課など関係機関が合同調査。指導票(保管基準を厳守し、過剰に産業廃棄物を保管しないこと、処理能力以上の焼却処分の禁止、埋火の禁止)交付
平成10年11月25日 潟純Cティービジネス施設の近くを流れる名無川の川底に黒い灰のようなものがこびりついているのが確認されたが、同施設の排水管の中に黒い燃え殻状のものが詰まっていたことから、同施設からの排水が原因の一部になっている可能性が高いと認められる ※静岡地裁判決文
平成10年12月 2日 潟純Cティービジネスに、伊豆保健所、機動班が合同で立入検査。指導票(処分場内に産業廃棄物が過剰に保管されているので、新たな産業廃棄物の搬入については見合わせること)を交付
平成10年12月15日 午前6時から翌16日午前0時にかけ、県廃棄物対策課、伊豆保健所、機動班が合同で、潟純Cティービジネス施設の監視(※「第2回夜間監視」)。15日午前6時5分から翌16日午前0時まで断続的に排煙を確認。16日午前0時30分頃、立入検査を行い、指導票(12月15日午前6時より翌16日午前0時10分まで、15時間を大きく超えた焼却処分を行っていると認められるので,焼却を中止すること)を交付。その際、伊豆保健所の職員らが焼却炉内を点検したところ、炉内は容量の3分の2くらいの産業廃棄物ないし灰で埋まっており、炎を上げて燃えている状況。
平成10年12月16日 伊豆保健所、潟純Cティービジネスに指導票(許可された保管量を超えて過剰に保管しないこと)を交付
平成10年12月25日 東電、高圧線断線事故の調査結果発表「塩化水素の発生源は、送電線近傍で廃プラスチックの焼却設備を有する施設以外には考えられない」と断定 ※参照「腐食センターニュース」p.9(PDF)
平成11年 1月12日 講演会「ダイオキシンの危険性と下田の現状」(摂南大・太田壮一講師)住民連合会主催
平成11年 1月28日 東京電力は潟純Cティービジネスに対して約1億6千万円の損害賠償を請求。以後、沼津簡易裁判所で5回にわたる調停を開いたが、不調。 ※「朝日新聞」静岡版H11.2.3付他
平成11年 2月 8日 大伴産業と高橋一男被告に対する論告求刑公判が地裁沼津支部で開かれ、大伴産業に罰金500万円、高橋被告に懲役2年、罰金500万円求刑。
平成11年 2月16日 潟純Cティービジネス、県に反論の意見書提出。
平成11年 2月24日 住民連合会、第3回対県交渉。36人参加。鳥沢県議、下田産廃問題の一般質問。
平成11年 2月26日 潟純Cティービジネス、試験運転開始
平成11年 3月 3日 潟純Cティービジネス、3月3日、16日、24日と3回にわたり、口頭で、圧縮梱包処理後の産業廃棄物については早急に適正処理するように指導を受け
平成11年 3月15日 静岡地裁沼津支部判決、拒蜚コ産業に罰金500万円、高橋一男前市議に懲役2年、執行猶予4年、罰金500万円(求刑懲役2年、罰金500万円)。
平成11年 3月16日 県、潟純Cティービジネスの改修工事に伴う産業廃棄物処理施設軽微変更等届出書受理
平成11年 4月27日 潟純Cティービジネス、産業廃棄物収集運搬業及び同処分業、特別管理産業廃棄物運搬業及び処分業の各許可取消(行政処分) 理由@法第15条の2の4(変更の許可)違反(処理能力を大幅に超える焼却を行っていた)A法第14条第8項(処理基準)違反(許可された保管量の3倍以上の保管、飛散流出)
平成11年 5月12日 潟純Cティービジネス、静岡地裁に執行停止申立書・県に対し訴状
平成11年 7月 1日 潟純Cティービジネス、7/1までに2度の不渡り
平成11年 8月26日 潟純Cティービジネス、泣潟tレッシュジャパンに施設を賃貸借による「地位承継届」を下田市に提出(下田市は不受理)
平成11年 8月30日 市公害対策審議会、「ヒノキ沢周辺の公害対策」について、市長に答申
平成11年 9月 2日 市長、泣潟tレッシュジャパンに「業の許可」を与えないよう県環境部長に要望
平成11年10月 9日 同日〜11日、ヒノキ沢林道入口にて車両通行調査(3区役員と市職員)  6:00〜9:00、16:00〜18:00
平成11年10月26日 区長連絡協議会役員会にて全区の署名運動決定
平成11年10月29日 議会各派代表者会議で署名活動支持を決定
平成11年11月 1日 県環境部長へ署名簿提出(2,141名) 3区長・議長・副議長・構成経済副委員長・助役他2名・区長会長
平成11年11月 5日 県、泣潟tレッシュジャパンに「業の許可申請」を不許可処分決定
「下田市産業廃棄物問題連絡協議会」設置 県・市・地域住民・議会・学識経験者等19名
平成11年11月 9日 下田市で移動知事室、産廃問題の質問・要望出る
平成11年12月16日 市議会、「大沢桧沢地内での産業廃棄物処理を認めないことに関する意見書」

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